2019-03-19 第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
持続可能な農業開発を通じまして、小規模農家を中心とした地域住民の生計向上を目指すものでございます。具体的には、作物、品種及び栽培技術の研究開発、農業開発マスタープランの策定、コミュニティーレベルの開発モデルの普及といったプロジェクトを実施してございます。
持続可能な農業開発を通じまして、小規模農家を中心とした地域住民の生計向上を目指すものでございます。具体的には、作物、品種及び栽培技術の研究開発、農業開発マスタープランの策定、コミュニティーレベルの開発モデルの普及といったプロジェクトを実施してございます。
同事業は、環境保全だけでなく貧困削減にも貢献するもので、特に女性の就労支援や生計向上に関しては、現地の女性自助グループの皆さんから高い評価をいただきました。また、自営小売店の店主からは、世帯収入が上がり、子供を学校に通わせることができるようになったとの感謝の声もありました。このような取組への協力は、我が国の重要な役割と考えます。
同施設におきましては、早い段階で就学機会を失った女性を対象として、生計向上を目的とした製パン、理容、裁縫、家庭用品作り等の職業訓練を実施しており、年間約三百名の女性が職業技術を習得し、就業機会の向上が図られております。訓練を受けている女性から、大学に行きたいという声を聞いたのは大変印象的でありました。こうした職業訓練の場の提供により、生活の質の向上につながることが期待されます。
○国務大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のプロサバンナ事業ですが、これ、持続可能な農業開発を通じて小規模農家を中心とした地域住民の生計向上に貢献する、こうした目的を持った大変重要な事業だと思います。そして、その事業を進めるに当たって、反対派を含めて関係者の皆さんの声をしっかり聞いていく、このことは大変重要であると認識をしております。
農業改革では、リンゴ栽培技術の近代化による農家の生計向上事業を実施しているタシケント農業大学を視察いたしました。ウズベキスタンにおいて農業はGDPの約二五%を占める基幹産業であり、果樹も重要産業の一つですが、栽培技術等は旧ソ連時代のままであり、改善が求められております。
我が国はこれまで南スーダンにおきまして、基礎的な経済社会インフラの整備、代替産業の育成、基礎生活及び生計向上の支援並びにガバナンス及び治安能力強化向上支援という四つの分野を重点支援分野といたしまして支援を行ってまいりました。
また、NGOとの連携の具体例でありますけれども、日本のNGOが途上国で実施する経済社会開発事業等に対する資金協力事業、これは日本NGO連携無償資金協力事業と言っておりますが、さらには、日本のNGOが提案する、途上国住民の生活改善、生計向上に直接役に立つことを目的とした技術協力事業などの、これはJICA草の根技術協力事業でありますが、NGOと連携したODAの実施を行っているところでございます。
こういった状況に対して我が国としてどう対応するかということですが、難民の自立を助ける生計向上のための支援はもちろん重要であります。これは、将来、難民の帰還後の生活立ち上げにも貢献すると思いますが、あわせて、難民を受け入れる地域や国に対する支援も重要です。
我が国は、人間の安全保障の理念に基づき、女性の雇用創出を通じた生計向上等の支援を積極的に行うことにより、テロと闘う国際社会との連携強化を進めてまいります。 経済の好循環についてお尋ねがありました。 山口議員御指摘のとおり、経済の好循環を確かなものにするためのまさに正念場を迎えております。そのため、昨年の総選挙の後、直ちに政労使会議を開催し、私から今春の賃上げを要請しました。
○参考人(田中明彦君) 最初に、今、フィリピンの件なんですけれども、生計向上は大変重要で、私どもJICAのあれは緊急援助からずっと継ぎ目なくやっていくということで、今、私どもやっているのはクイック・インパクト・プロジェクトというので、十四ほど、生計手段を失った人たちへの例で、ココヤシの木炭製造による生計プロジェクトとか、それから小規模農民によって農水産加工をやるようなプロジェクトとか、そういうちっちゃい
うち女性の社会進出や能力強化のための支援の具体例としましては、パキスタンにおける中等教育施設整備を通じた女子就学率の向上、アフリカにおける女性起業家の活動促進のための研修及びバングラデシュにおける女性のビジネススキルアップを通じた生計向上のための支援等を行っております。
コミュニティレベル開発モデル策定プロジェクトということでありますが、これは、地域の特性に応じた農業開発モデルを確立して、またそのモデルの普及を担う農業普及員の育成や体制整備を行い、将来的な小農の生計向上を目指すことを目的としております。私ども、このプロジェクトを行うこと自体がマスタープランと並行して実施されることは問題ないというふうに思っております。
プロサバンナ事業は、モザンビーク政府が我が国とブラジルの支援を得て、同国北部のナカラ回廊において持続可能な農業開発を通じ、小規模農家を中心とした地域住民の生計向上を目指す事業でございます。具体的には、作物、品種及び栽培技術の研究開発、農業開発マスタープランの策定、コミュニティーレベルの開発モデルの普及事業などのプロジェクトを実施しているところでございます。
特に、このプロサバンナ事業の全体計画の策定、マスタープランの策定でありますけれども、これを行っておりますが、基本的な考え方は、モザンビークが基本的に小農であるということでありまして、この小農である地域住民の生計向上を目的に実施するものだということであります。このマスタープランの中におきまして優先プロジェクトをこれから特定していくことになります。
この事業は、持続可能な農業開発を通じた地域住民一人ひとりの生計向上を目指すプロジェクトであり、事業の実施に当たっては、不法な土地の収奪等が起こらないように特に留意し、小規模農家へ最大限配慮した支援を行ってまいります。神本議員、独り善がりは私ではありません。 持続可能な成長という観点から、人口減少問題についてのお尋ねがありました。
他方、同国では貧困層が国民の約四割を占めているため、雇用創出や国民の生計向上を図り、格差を是正していくことも重要な課題となっております。特に、人口の約七割が三十歳以下、平均年齢十七・三歳であります同国において、若者の雇用機会の創出は極めて重要であります。
次に、アンマン近郊のバカア難民キャンプを訪問し、キャンプ内の施設において女子小学校における美術教育や障害児教育に従事するシニア海外ボランティア、青年海外協力隊員の活動状況を視察した後、技術協力プロジェクトのパレスチナ難民生計向上のための能力開発として、パレスチナ難民に対する職業訓練等の実情を視察いたしました。
ここでは、技術者の育成による国の復興と人々の生計向上を目指し、建築や車両整備、水道やコンピューター技術等について訓練と指導員の育成を行い、卒業生の約八割が新たなる職を得るなど成果を上げておりました。しかし、建築労働者の日当が八百円という現状や、働いていない大人の多さを目の当たりにして、戦争や紛争がもたらすもの、雇用や社会保障の意義について思いを新たにした次第でもあります。